同棲生活 部屋探し編
部屋探し…住む場所…家賃…間取りなど…条件は?
同棲をするにあたり、二人の職場の中間地点にしようということになった。
都内に勤める彼女、埼玉に勤める僕。中間駅は23区内でしたが、家賃相場等を鑑み埼玉県に決めた。
住む家を決めるにあたり、絶対に外せない条件が
●駅から徒歩10分以内
●2DK以上
●家賃が安い
●バス、トイレ別
その他重視する点は
●都市ガス
●買い物が便利
●オール洋室
●日当たり
●敷金礼金0、更新料も0
●二階以上
「間取り」に関しては同棲するにあたって経験者が語るアドバイス第1位(…たぶん)が"別々の部屋を確保する"らしい。いつも一緒にいては息が詰まるし喧嘩した時に逃げ場がないので部屋は別の方が良いということだと思う。
僕も一人の時間は確保したかったのでこれは外せない。
「駅までの距離」については徒歩でつらくないところ。徒歩10分だと駅まで800~900メートルくらい。実家の時は徒歩だと25分なので、自転車で駅まで行って、雨の日がつらいことつらいこと。雨の日でも駅まで困らない距離ということで徒歩10分以内で探した。
「家賃」については共益費込みで70,000円前後を条件にした。「2DK」「駅徒歩10分」で探す最安値物件から、相場感をつかみ、自分たちの場合7万~8万位ということで7万前後くらいかなと。
「バストイレ別」に関しては彼女が一人暮らし時代不便だった為、強く希望しておりました。
おおまかな条件が決まり、いざ不動産屋へ
2016年12月24日クリスマスイブ。恋人たちが一年で最も浮かれる日に、僕たちはとある駅前のとある不動産屋に向かった。上記条件を伝えると後日物件を何件か回ることになった。年明けに物件を何件か回り、一件気に入った部屋が見つかった。駅まで徒歩5分、家賃7万ちょっと、オール洋室の2DKなどなど、希望に見合った物件だったのでそこを抑えに見積もってもらい、デッドまでに他に良い物件が見つかればバラすということに。
満足して帰宅しようと思ったのですが、入った不動産屋は一軒のみ。部屋探しは複数不動産屋を回るのが鉄則ということで、いまさらながら何か所か回ることにした。
個人的にも、どの駅前でも見かける大手不動産屋より地域に根差した小さい不動産屋のほうが穴場物件を教えてくれるんじゃないかなと…で案の定その通りだった。
他にもたくさんのよい物件を紹介され、迷うようになり、後日最初に訪ねた不動産屋に断りの電話を入れました。あのときの態度、絶対あの不動産屋だけは二度と使わない笑 見積の時もよくわからん任意の「入居サポートサービス」みたいなのを平然と入れてくるあたりうざかったのを覚えている。何も突っ込まなかったら平然と請求してくるんだぜ、オプションのくせに。
最終的に決まった物件が
●家賃63,000円(共益費込み)
●駅徒歩10分
●2DK(DK6畳、和7畳、洋6畳)
●バストイレ別
●敷金礼金なし、更新料も相場の半額
●三階
●日当たり良好(南向き)
●プロパンガス
●インターネット無料
●エアコン二基あり
●徒歩1分にマツモトキヨシあり
●駅からの動線にスーパーあり
こんな物件に決まりました。僕たち二人大満足です。これ以上家賃安くしたら駅まで徒歩12分とかになりそうだし家賃と駅までの距離、築年数など一番絶妙なバランスになったんじゃないかな。
当初の希望の「都市ガス」→「プロパン」となったのはインターネットが無料、エアコン二基ありというところで目をつむった。
かくして僕たちの同棲生活は不動産屋を初めて訪ねてから二か月後、2017年2月24日から始まりました。
住み始めて半年以上たつけどおおむね満足です。(半年経過後の感想はまた別記事に…)
同棲部屋探しのポイント ~これは間違いない!ってのと細かい点も~
●絶対に譲れない条件を設ける!
これは同棲に限らず、部屋探しの鉄則。自分が何を求めているか、どこまで妥協できるかを明確にしておくことが大切。あれもこれもと全部希望を叶えるのは不可能なので、「これだけは絶対」というものを3つくらい設けるとよい。多くても5つくらいまでじゃないかな。
●間取りは2DK以上!
とはいったもののこれは好き好きだと思う一般的には「2DK」以上が理想らしいが、空くなくとも一つの部屋だけで二人暮らすのは無茶。そもそもそういう間取りの部屋は二人入居不可だろうし。僕らは「1LDK」でもよかったかなあとも思ったけど今「2DK」で家賃「63,000円」だから、「1LDK」なら家賃「53,000」切るくらいのとこじゃないと割に合わないなとか思います。1LDKの物件自体あまりなくて、リッチな一人暮らしを想定した家賃・間取りになってるからあまり同棲向きではなようだ。
●不動産屋は複数まわれ!
ハウ〇コムのおかげで学びました。ありがとう!
ネットだと出てこない物件紹介してくれるし、地域の生きた情報を得られるのでgood。
同じマンションに住む近隣住民についてとか、大家さんの人柄とかはネットではわからない。
●敷金・礼金・更新料・仲介手数料・事務手数料、不動産屋の見積には注意しろ!
ハウ〇コムのおかげで学びました。ありがとう!
謎のオプションがついてたら「これって任意ですよね?」と外してもらいましょう。その他クリーニング、鍵交換費なども交渉の余地に入ります。また不動産屋の仲介手数料の相場は家賃一か月分(法律でこれが上限らしい)。仲介手数料がこれより安ければ良心的な不動産屋かもしれないし、何かからくりがあるのかもしれない。
よく聞く敷金とは家主への保証金、デポジット。退去時に部屋を汚したとか破損した場合に敷金から補填する。礼金も大家に支払うもので「貸してくれてありがとう!」というものらしい。どちらも家賃一か月分が相場。更新手数料も同じ。賃貸の契約はだいたい二年。これを更新するときにかかる手数料らしい。自分たちの場合はこれがないかわりに事務手数料がかかった。更新手数料の2/3程度だったので我慢できた。
そのほか賃貸には共益費(管理費)がつきもの。家賃に対して数千円程度だが馬鹿にならない。また先の敷金礼金の計算に、共益費は含まれないので、家賃+共益費が同じ7万だとしても、共益費の割合が高いほど敷金や礼金は安くなる。
その他にも火災保険料などもかかる。月々の家賃だけではなくいろいろ見積もって、仮に二年住むと仮定したら初期費用プラス手数料等込みでいくら金がかかるか把握しておくとよい。
ちなみに敷金について
よほどのことがなければ負担する必要はないらしい。また賃貸の場合7年住めば減価償却されて入居者側の退去時負担はないと言われています。
●内見は行っとけ
これも常識。図面の間取りだけ決めて部屋を決めるのは愚の骨頂。
・トイレ、風呂、キッチンと水回り関係のチェック
・コンセントの位置、数、テレビ、ネットの接続端子の位置、数のチェック
・収納スペースのチェック、玄関の靴置きなど
・駐車場、駐輪場の有無
・宅配ボックスの有無
・エアコンが設置できる部屋数(賃貸は工事できないため据付による)
・ガス管の数チェック、コンロおけるスペースのチェック(二口コンロの設置可能か)
・電気のアンペアのチェック(IHやオール電化を検討ならある程度のアンペア数が必要)
・日当たり
・玄関モニターの有無
ぱっと思いつく限りこんなところだろうか。他にもチェック項目は沢山あると思う。賃貸は部屋の工事ができないのでエアコン設置できるかと、
●駅前、近所チェック
上述と少し被るけど、内見ついでに駅前や近所をチェックしておくとよい。不動産や情報の徒歩10分が正しいかはチェックして正解だった。実際階段の登り降りや改札入ってホームまでと加えると徒歩10分といいつつ15分近くかかる。電車発車前の10分前に家出るとギリギリ。
あと近所のスーパーや買い物できるところもチェックした方が良い。ネットがあれば、とは思うがすぐ欲しい!ってときはやっぱり近所に帰るところが無いときつい。
ちなみにその町の治安を見るには、パチンコ屋、カードローン・消費者金融、ドン・キホーテ、業務用スーパー、風俗店等の有無で確認できる。当然これらが多いところは治安が良くない。
●プロパンガスか都市ガスか
プロパンガスは都市ガスより割高。賃貸の場合これは個人で選べないので入居時に確認する必要がある。2倍とは言わないけど都市ガスより1.5倍程度はプロパンガスの方が高い。業者によっては2倍違うということもありえる。であれば家賃が3,000円高い都市ガスの家に住んだほうがよい。こうした日々のランニングコストは馬鹿にならないので、家賃以外に住居にかかる費用は試算しておくとよい。
新しめの物件は都市ガスが多いかな。
●大島てる
有名な事故物件紹介サイト。不動産屋が説明してくれると思うけど、念のためこのサイトを参考に目当ての部屋が事故物件じゃないか、近くに事故物件が無いか等は確認しておくとよい。
他にも思い出したら書き足す予定。契約するとき、名義は彼女で自分は同居人という扱い。続柄のところになんて書けばいいのかなと迷っていると不動産屋の方が”婚約者”とアドバイスしてくれた。まあまだ家族じゃないしこう書くしかないよなあ…こっ恥ずかしかった記憶。